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2017年12月14日

日々精進!12月活動報告② 佐賀市議会一般質問2日目~6日目

2017/12/14

こんにちは。永渕ふみたかです。皆様いかがお過ごしでしょうか?寒い日々が続いていますね。議会では、現在、常任委員会の議案審査と研究会が開かれています。今回の一般質問は、のべ28名の佐賀市議会議員が登壇されました。問題意識が高い議員さんが多い佐賀市議会は本当素晴らしいと思います。自治体によっては一般質問の時間短縮のため、登壇に制限ルールを定めている(慣例かもしれないが)自治体もあるので、その意味では佐賀市は恵まれているのかもしれません。しかし、そこはここまで佐賀市議会に在籍した先輩議員の皆様が市民の代表として闘い守り続けた結果だと感じるし受けて立ってきた執行部の素晴らしさでもあるのかもしれません。

 

 

 

 

 

我が家の小さなサンタさん

 

 

 

それでは、活動報告を致します。

 

活動報告(12月04日~12月10日)

 

 

 

 

12月04日月曜日 一般質問2日目。御厨議員、久米議員、山口議員、江頭議員登壇。御厨議員のドライブレコーダーの普及の質問は初めて知ることも多く興味を持って聞けました。久米議員は公共交通に関する質問をされました。佐賀市のエリアによっては、交通弱者を生んでいる現状があるのも事実。この問題は、解決策をひねり出すまでは議会で問題提起していく必要性を感じます。しかし、お二人の新人議員さん。初めての質問とは思えない落ち着きぶりでした。山口議員は、佐賀駅周辺整備に関して質問。お話しから鑑みるに、訴えられていたのは、スピードある対応を求めるという趣旨の質問でした。これだけの大きなプロジェクトは誰かがやってくれるというわけではありません。当事者意識を本気で持てない執行部では進むものも進みません。議会としては、そこの部分を常に言い続け、佐賀市の未来を作って行く必要性を感じます。江頭議員は私立幼稚園及び認定子ども園の課題について質問。江頭議員は、幼稚園に関しての質問が多く、幼稚園及び認定子ども園の関係者も助けられている部分が大きいのではないでしょうか。

 

 

12月05日火曜日 一般質問3日目。山下伸二議員、川原田議員、村岡議員、西岡真一議員登壇。山下議員の質問は、佐賀県が仕掛けている肥前さが幕末維新博覧会と中心市街地の活性化について。山下議員は中心市街地の発展に関する質問を良く問題提起されます。街中に住んでいらっしゃるので生きた視線の質問にいつも感心します。今回は、博覧会の盛り上がりをどこまで中心市街地の活気に活かせるのかを質問で問われていました。川原田議員の質問は、タクシーの重要性。久米議員からも問題提起があった交通弱者の問題に対して、タクシーが果たす役割があるのではないかと私も感じています。群馬県渋川市などは、買い物が難しい75歳以上を対象にスーパーマーケットと連携して店までタクシーで送迎する補助事業などを始めています。バス事業での交通網網羅に限界を感じるのであれば、身近にある民間タクシー事業と連携し、交通弱者を減らすアイデアを行政にて考案していくのは直近で行政が考えるべき視点だと私は思います。村岡議員は、ダブルケアについて。福祉の質問を良く村岡議員はされています。多胎児(双子など)子育てについて社会の理解が足りていないことなどは村岡議員の質問で学びました。今回は、親の介護と子育てを同時にしなければならない世帯の増加いわゆるダブルケアに関しての問題提起でした。初めて知った言葉でしたので反省(*_*)西岡議員の質問は、バイオマス産業都市構想と埋蔵文化財センターについて。初めての登壇でこの質問ができる西岡議員はすごいと思います。問題がデリケートなほど準備が必要で、私は最後まで悩んで取り下げることも多いです。今回、私は佐賀駅の周辺整備構想の質問をしたのですが相当勇気が入りました。西岡議員は、佐賀県の元職員ということですので大変勉強家の方のようですね。(^-^) 佐賀市の執行部には、今後、手強い相手になるかもしれません。夜はシシこむ理事会に出席。

 

 

 

12月06日水曜日 一般質問4日目。この日は中村議員、白倉議員、私(永渕)、中山議員が登壇しました。中村議員の質問は、ドローンの活用について。先日、小学校の児童向けにドローン教室をやっているのをテレビで拝見しましたが、2015年に起きた首相官邸無人機(ドローン)落下事件以降、締め付けの法整備ばかり話題になり、ドローンの利用価値有効性が語られなくなった今の現状は残念な限りです。今後も質問を通して有効性を中村議員には教えていただければ嬉しいです。白倉議員は、放課後児童クラブの指導員の人員確保の現状と確保について質問されました。そして私、永渕ふみたかは、今回質問にて佐賀駅周辺整備構想について、佐賀バルーンミュージアムについて、インクルーシブ教育について聞きました。

 

■ 佐賀駅周辺整備構想についての質問

 

(総括)三溝線の交通量調査の結果について(1)なぜ、三溝線の整備なのか?何を目的としているのか?(2)県によるアリーナ構想と三溝線再整備との関連性及びそれがもたらす相乗効果をどのように考えているのか?(3)佐賀県が新設する計画のアリーナに来る来場者は本当に三溝線を歩いて移動するとお考えなのか?(4)(三溝線)を自動車通勤をされている住民の皆様の利便性が失われるのではないか?(5)地元住民の意見を十分聞きながら、整備内容を検討すべきではないのか?(6)佐賀市としての三溝線に関する今後の展開をどうお考えなのか?(7)(秀島市長に)西友閉店による佐賀駅周辺の商業施設の喪失に関して、どう対策をお考えになっていらっしゃるのか?

 

 

解説

 

三溝線に関しては、大規模の社会実験をおこなうことが質問で分かりました。気になるところです。今回訴えたかったのは、何よりも地域住民の気持ちに執行部が寄り添っているのかという点でした。佐賀駅周辺整備は、今後の佐賀市の浮揚を決めるビッグプロジェクトです。市長がおっしゃる「24万県都」にふさわしい整備とはどういうものになるのか?議会からも提言を続けていきます。他にも、中心部の買い物難民問題に関して今回の質問にて、市長の考えを聞くことができたことは良かったと考えています。

 

参照記事

 

 

佐賀市中心部も買い物難民懸念  西友閉店で佐賀市長

 

 

 

■ 佐賀バルーンミュージアムについて質問

 

(総括)現在の佐賀バルーンミュージアムの来館者数を含む実績を問う(1)集客のために取り組んできたことまた現在取り組んでいることは何か?(2)雨が降っていたとしても、市民の皆様や子どもたちが楽しめる観光施設が佐賀市にあるのか?(3)2Fフリースペースの有効活用が必要ではないのか?(4)2Fのフリースペースのキッズスペースの拡充及び室内砂場の設置を考えられないか?

 

解説

 

2016年10月にオープンしたバルーンミュージアムの、2Fスペースに併設していたカフェが5月末に撤退し、その後、佐賀市はその2Fスペースをフリースペースとして利用していたわけですが、この使い方に対してもったいない使い方であると質問にて訴えました。提案質問としてバルーンミュージアムが雨でも利用できる全天候型施設というのならば子どもの遊べるキッズスペースの拡充をお願い致しました。室内砂場の導入など具体策を提示しましたが、こちらは、「カフェによる利用を第一に考えたい」との答弁が佐賀市よりなされ、私が示した改善策の採用までは至りませんでした。私は室内砂場などの設置は、常設ではなくとも、梅雨時期にイベントをやったり夏休み限定でイベントをやるなどしても設置できると考えていて今後佐賀市の親子連れがバルーンミュージアムを利用していくように促す仕掛けをどんどん打ち出していく必要性を感じます。慎重さは確かに必要ですが、大胆さが全くないのでは、市民に愛される町を造っているとは言えません。職員の皆様には厳しい言い方ですが、市長を支えるというのが市長を守るという意味ではなく市長を輝かせるという意味であってほしいと市民の代表として願っています。

 

参考記事

 

併設カフェ8カ月で撤退 佐賀バルーンミュージアム

 

■ インクルシーブ教育についての質問

(総括)インクルーシブ教育の現状と課題について(1)医療的ケアを必要とする子どもへの対応策と課題について(2)(教育長に)子供達の誰もが学びたい環境で学べるそんな教育現場作りについて

 

解説

 

障がいのあるものと障がいのないものが共に学ぶために(1)障がいのあるものが一般的な教育制度から排除されないこと(2)自己の生活する地域において初等中等教育の機会が与えられること(3)障がいを持つ子どもが学習や生活をしやすくするための工夫が教育現場において提供されることがインクルーシブ教育システムだと考えています。

障害者差別解消法が2016年4月に施行され日々目まぐるしいスピードで変化をしている障がい者を取り巻く環境に対しての佐賀市教育委員会の認識を聞きました。過重労働など教育関係者の抱えている問題は重々承知していますので、時に教育現場に対しての問題提起に躊躇する時もありますが、障害者差別解消法が施行された今、我々は差別なき社会のため合理的配慮が求められていて障がい者を取り巻く環境の、より良い未来のためにも議会でこそ、このような問題は議論をする必要があると考えています。

この日最後の登壇の中山議員は国保行政について質問しました。

 

 

 

12月07日木曜日一般質問5日目。黒田議員、山田議員、池田議員が登壇。黒田議員の質問にて、北海道札幌市の児童と佐賀の児童の交流事業が始まるということが分かりました。楽しみです。遠方にいる児童を繋ぐためテレビ会議システムを利用するらしいですが、このシステムは教育現場でもっと活用できると私は考えています。山田議員の質問は、病児・病後児保育について。子どもが、病気になったとき保護者は仕事を休まなくてはなりません。今の社会はまだまだ働くママパパには優しくありません。議会においても改善策はないものなのか議論が続きます。池田議員の質問。先述した障害者差別解消法に基づく市の取り組みについてご質問をされました。夜は伊勢会の年末懇親会に参加。他業種交流の場として、いつも参加させていただいています。貴重なご意見もいただくことも多く、楽しみな語り場です。いつもご手配をいただく幹事の皆様に心より感謝致します。

 

 

 

 

 

 

 

12月08 日金曜日 一般質問6日目。重田議員、松永議員、松尾議員、西岡議員が登壇。佐賀市の林業について、定住促進について、生活習慣病について、交通安全対策についてそれぞれご質問されました。

 

12月09日土曜日 この日は、校区で、地域子ども教室に参加。今回は、お手玉の子どもたちへの伝承を目的に活動をされているお手玉バルーン支部の方がお越しになりました。昔遊びの伝承、必要なことですね。教室では他にこの日、クリスマスリース作りを工作室でおこないました。校区の皆様いつも子どもたちのためご準備を含め本当にありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12月10日日曜日 私用

 

 

 

最後は、先週の印象に残った写真のご紹介です。

 

 

 

家族との写真。イルミネーションが綺麗だという鳥栖市のハートライトフェスタ2017を見学にいきました。

すごく綺麗でしたよ(^^)

 

 

 

 

 

 

さて、11月定例会も後わずかになりましたが、最後まで気を抜くことなく

責務を果たしていこうと思います。

 

 
 
日々精進!来週も活動頑張ります(^^)

 

永渕ふみたか

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