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2021年6月

日々精進!6月活動報告 一般質問を振り返る!!Park -PFIは?神野公園再整備は?モビリティの未来は?

2021/06/11

こんにちは。永渕ふみたかです。皆様いかがお過ごしでしょうか?
6月定例会も中盤戦。現在、議員各位の一般質問が続いています。
私の一般質問は議会初日でしたので、すでに終了していますので、議会外の時間を利用して次回の永渕ふみたか通信の制作に入りました。今回は、二期目最後の通信となりますので、初めての4ページの拡大版の制作をしています。エリア拡大配布も検討していますので、多くの市民の方のお宅に配布できればと考えています。しばしお待ちください^_^

今回のブログでは先日の一般質問を振り返ります。

 

 

 

果たして佐賀市にて電動キックボードは導入可能なのか?

6月定例会一般質問を振り返る!!

 

 

 

 

 

質問

 

 

市の交通政策にモビリティ計画の導入を!!

 

 

質問

 

モビリティの導入が進めば、現在の交通問題の解決が果たされるのでは?

 

答弁

 

バスやタクシーを補完する新たな交通手段として、またイベントなどの特定の目的のための活用手段として

導入ができないのか注目している

 

 

 

質問

 

マイクロモビリティ電動キックボードの導入の可能性は?

 

 

答弁

 

メディアでも多数取り上げられ注目されていることは承知している。

実際の交通需要の動向などの成り行きを見守っていきたい

 

 

 

 

質問

 

※グリーンスローモビリティ導入の可能性は?

 

 

答弁

 

観光地での観光客の移動手段としての活用事例もあるようなので、

市としても他市の事例の調査研究を続けていきたい

 

 

 

 

質問

 

モビリティを地域公共交通計画に反映させるべきでは?

 

 

答弁

 

佐賀市地域公共交通協議会にて具体的な施策や事業について

協議をしていただきたい

 

 

 

 

質問

 

「スマートモビリティチャレンジ推進協議会」への加入の可能性は?

 

 

答弁

 

情報収集の手段としてこの協議会の加入に関しては検討していきたい 

 

 

 

※グリーンスローモビリティとは、時速20km未満で

公道を走る4人乗り以上の電動のパブリックモビリティのことです

 

 

 

 

質問をする私

 

 

 

 

 

答弁をする企画調整部長

 

 

■解説

 

 

市の交通政策についての質問をおこないました。今回の質問をするまでのモビリティに関しての市の考え方は、今後の技術開発や法整備の動向を見ながら、次の計画にどう位置づけていくのかを検討していくとのことでした。技術革新が目まぐるしいモビリティです。議論を前に進める必要性を感じ、市でのモビリティ導入の可能性について質問をおこないました。質問では、最近福岡市で実証実験が行われている電動マイクロモビリティ電動キックボードの導入の可能性を探りました。「新事業特例制度」による特例措置を適用した実証実験として、大都市圏(福岡市を含む)での電動キックボード導入がいよいよ現実味を帯びてきました。電動キックボードですが、「新事業特例制度」の特例措置としてヘルメットの着用が任意となり、また今後は、免許不要での運転が可能になる可能性も十分考えられています。答弁では、導入は、事業者が主体的におこなう取り組みということで、成り行きを見守るという答弁となりましたが、質問をすることで、佐賀市でのキックボード導入への足掛かりとなれたかなと思っています。事故の報道など導入に対しての一部、不安があることは承知していますが、それが故に早くから注目し、現実的な課題が生じたときにスムーズな対応ができることもまた重要です。他の質問として、グリーンスローモビリティ導入(以後グリスロ)の質問をおこないました。グリスロは、普通の車よりも運転が簡単で速度も出ないため、正しい研修を受ければ、地域のシニアボランティアや障害をもつ人が運転手になることもできます。このグリスロの運転による地域運転手的な立場を作ることが地域社会に大いなる効果をもたらすと感じています。市は答弁にて、公共交通が走るのが困難な場所、せまい路地とか坂道の移動に優れ、低炭素型交通の確立が期待できるので大変注目をしていると導入に大変前向きな答弁をされました。こちらは、具体策が期待できるかもしれません。さて、私は、モビリティに関して、まずは、令和4年度に計画策定が目されている市の地域公共交通計画において、その導入の検討などについて具体的な内容記載があることが大事だと思っています。今回、質問にて、市は、電動モビリティを用いたサービス活用は、これからの地域社会を考えていく上で避けて通れないものであると答弁し、その具体策について、佐賀市地域公共交通協議会において協議していくこと約束してくれました。どんな交通未来像が今後、市で展開されていくのか今から楽しみです。なお、市は、今回私が提案したスマートモビリティチャレンジ推進協議会への加入も約束してくれています。今後の市の交通政策の発展に期待しましょう。

 

 

 

参考記事

 

 

 

参考記事

 

 

エコな移動が地域を救う? グリーンスローモビリティ全国で広まる

 

 

スマートモビリティチャレンジ(国土交通省、経済産業省)

 

 

 

 

 

 

質問

 

 

神野公園の再整備について

 

 

 

質問

 

今後の神野公園再整備の時に小動物園を移動してみては?

 

答弁

 

現在の神野公園は多くの方にご利用していただいている。
今回のアンケートで神野公園の課題も見えてきた
小動物園移動のアイデアは、各施設の相乗効果も期待でき、
良いアイデアだと考える。神野公園再整備に関しては、様々な市民の意見があるので慎重に検討をしていきたい

 

 

 

 

■解説

 

神野公園再整備の質問ですが、アンケートも終わりましたので、今後の再整備計画に向けて市に私からの提案を聞いていただきました。アンケート結果から遊園地、芝生広場、とんぼ池、小動物園のすべての問題点を解決する方法はないのかと考えていくとひとつの結論に行き着きます。それは、小動物園を現在の位置から遊園地に隣接した位置に移動してみてはどうかという考えです。とんぼ池に関しても小動物園に関しても動物や生物との空間を充実させて、ふれあえる場所を市民が欲していることが今回アンケートで分かりました。小動物園、遊園地、とんぼ池が距離的に近くなることで、こどもたちが好きな動物園、遊園地、そして昆虫や水生物が楽しめるエリアとして空間充実が図られたとんぼ池という子どもたちが好きな三大要素をすべてを含んだ全国でも珍しいエリアをこの神野公園の中に生み出すことができるのではないでしょうか?トンボ池の管理問題についても、小動物園が近くにくることで、管理エリアがコンパクトになり、多くのメリットがあるのではないかと予想します。そして、現在の小動物園が存在するエリアには、芝生広場を新たに設置することで、芝生広場を欲している七割の市民の期待に応えることもできます。私の提案に対して市は興味を示してくれました。再整備計画に関しては、これからも質問を続けます。

 

アンケート結果はこちらのブログをご覧ください。

 

日々精進!5月活動報告 神野公園再整備のアンケート結果発表!! こども遊園地や小動物園やとんぼ池は必要??

 

 

質問をする私

 

 

 

 

答弁をする建設部長

 

 

 

質問

 

 

※Park-PFI導入の可能性について

 

 

質問

 

Park-PFI導入に向けての調査研究の現在の状況について

 

 

答弁

 

 

調査研究として、パークPFIのシンポジウムに参加した。また静岡にてパークPFI先進地を視察。公園内カフェの現状を調査してきた。調査を通して公園管理者の財政負担軽減となる有効な手段だと考えている。

 

 

質問

 

パークPFIを佐賀市で導入する考えはないのか?

 

答弁

 

 

場所の設定や興味のある事業者がいるのかの
サウンディング調査の実施を検討したい。

 

 

※Park-PFIとは?

公園のパブリックスペースを運営する民間事業者を公募により選定する制度である。 この制度はPFIの手法を用いて民間資金で公園を運用することで、管理者の財政負担を軽減しつつ公園の質や利便性を向上させることを目的にしている。

 

 

 

 

■解説

 

神野公園を中心に公園問題の質問をやっているわけですが、パーク PFI に関しては、公園を限定せず、いろいろな公園で展開が可能だと思っています。例えば、東与賀の干拓(ひがた)よか公園であるとか、どん3の森前の芝生広場での展開であるとか、このような場所でも民間のチカラを借りて活性化させること可能ではないのでしょうか Park-PFI は、現在 41 自治体 48 の公園で導入されていて、現在 110 箇所で新たに活用が検討されています。前回の質問時の令和元年は、導入が、28 自治体 35 の公園だったことを考えると、これからもこのパーク PFI の導入は各地で進んでいくものだと思っています。パーク PFI は、佐賀の民間企業も積極的に展開をされていて、茨城県水戸市の偕楽園(かいらくえん)などのパーク PFI 事業は、佐賀県伊万里市のゲストウェディングなどで有名な、アイケイケイグループが手がけられていたりします。また、私が今の時代の公園の理想形なのではと感じている江北町のみんなの公園を手掛けられた佐賀出身の建築家の馬場正尊(ばば・まさたか)さんなども積極的に全国でこの事業に携わっています。キャンプ環境の充実を主としたパークツーリズムなる言葉もよく聞くようになりました。まずは、場所を限定せず、サウンディング調査からでも良いので、パーク PFI に関して、市の具体的な展開を期待しての今回の質問でした。市は答弁でパークPFI 導入に向けてサウンディング調査を約束してくれました。

これは期待大ですね。

 

 

 

参考記事

 

いいパブリックスペースには新しい登場人物が生まれる 馬場正尊

 

 

パネルディスカッション 公有資産の利活用を契機とした地域活性化、新たなまちづくり

 

 

偕楽園パークPFI  アイ・ケイ・ケイ(佐賀県伊万里市)参入の記事

 

 

海の中道海浜公園に「パーク・ツーリズム」をテーマにした 滞在型レクリエーション拠点が2022年3月に誕生

 

 

 

 

今回の一般質問の動画

 

一般質問はこのサイトからご覧いただけます。

 

 

日々精進!来週も活動頑張ります。

 

 

 

永渕ふみたか

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