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日々精進!12月活動報告① 青森県八戸市会派視察と一般質問登壇と地域子ども教室の再開

2020/12/16

こんにちは。永渕ふみたかです。皆様いかがお過ごしでしょうか?

11月定例会も12月18日(金)に終了予定です。

仕事も家庭も充実した日々を送っているのですが、

パソコンの前にゆっくり座りブログを書くという時間を上手く作れないのが、

今の悩みです。今日は久しぶりにここのところの活動をブログに書きたいと思います。

永渕ふみたか通信の編集作業も年内手掛けますので、来年には、11月定例会の報告

皆様におこないたいと考えています。

 

 

 

コロナ禍の現在、質問席にアクリル板が用意されています。

 

活動報告(11月19日〜12月13日)

 

 

11月19日〜21日 青森県八戸市 会派視察

 

 

11月20日金曜日に青森県八戸市にて中心市街地活性化事業について視察をおこないました。まず、午前中の時間を使って、YSアリーナ八戸の視察をしました。当日は、全日本選抜スピードスケート競技会・八戸大会が開催されていて、佐賀にアリーナが完成したときの、人の流れや、その施設の複合的な利用方法などを視察を通して生で感じることができました。午後からは八戸ポータルミュージアム「はっち」と八戸まちなか広場「マチニワ」と公営の八戸ブックセンターを視察しました。地域創造大賞を受賞したことでも話題となった八戸ポータルミュージアム「はっち」は、当初は、八戸三社大祭の山車(やま)の展示目的というところから議論を始め、その議論の中で、食・文化・人などすべてを含めた“まちなか文化拠点”になっていたというお話を伺うことができ興味深かったです。そのミュージアムの成功があって、道路を挟んだ形で建設されたのが、平成30年に完成した八戸まちなか広場「マチニワ」です。現在は、市民の憩いの場として、またパフォーマンスの発表の場所として、利用されています。一つのプロジェクトの成功が良い波及効果を生むことを証明する形となっていて、活性化事業というものは、ひとつ、ひとつ結果を出していくことがどれだけ重要かということが改めて分かりました。次に視察したのは、八戸まちなか広場「マチニワ」と隣接している八戸ブックセンターです。公営という特徴を活かし、民業圧迫するのではなく、あくまでも、市の政策公約である「本のまち八戸」を体現する施設としての位置付けとなっている部分に他市にない斬新さを感じました。これからの自治体は、どのように他市と差別化を図り生き残っていくのか、またその違う部分やストロングポイントをいかに発信し、市民や観光客の興味を惹きつけるかが重要です。今回の視察内容を、今後の佐賀市のため活かしていきます。特に八戸ブックセンターには、私は興味を持っていて、現在の佐賀駅周辺に本のある暮らしがない(書店がない)現状を危惧していましたので“八戸スタイル”を佐賀市に置き換えられる施策がないのか今後模索を続けていきます。

 

 

アリーナでは視察当日は、スピードスケートの大会がおこなわれていました。

 

 

 

 

 

施設案内は、地元の観光ボランティアの方がしてくださいました。

シビックプライドの醸成に良い試みですね。

ボランティアの皆様すごく親切で丁寧なアテンドでした。

 

 

 

 

販売よりも市の事業の周知のためという

位置付けになる「八戸ブックセンター」

 

 

 

 

 

八戸ブックセンターにいらっしゃるブックコーディネーターの方の

お話しは本当面白かったです。

働いている方が生き生きしているとその街自体が

輝いて見えてきますね。

 

 

 

マチニワにて、会派メンバーと写真撮影 

 

八戸市 参考URL

 

YSアリーナ八戸 パンフレット

 

八戸ポータルミュージアム

 

八戸まちなか広場 マチニワ

 

八戸ブックセンター

 

 

 

 

 

 

 

12月03日  11月定例会 一般質問登壇

 
 

質問内容 大人のひきこもりについて

 

 

年老いた80代の親とその引きこもる50代の子どもを問題視した8050問題は、もはや社会的に誰もが理解している問題と現在なってきました。これは内閣府が平成31年3月に示した調査結果、40歳から64歳までの中高年のひきこもりが、推計で61万人に上り、中高年のひきこもりが、若年層のひきこもりよりも多いということが社会的に認知されることとなったことが大きかったと推測します。今回の質問では、現在の状況を確認し、最後に市長に課題と今後のこの問題への対応について聞きました。

 

私の質問内容(答弁と番号共通)

 

1.市の大人のひきこもり人数がどれくらいいるのかを教えてほしい

2.現在の大人のひきこもりの相談支援体制は?

3.社会福祉法の一部改正における重層的支援体制整備事業がもたらす政策の変化とは?

4.大人のひきこもり問題解決のため、先進的な政策の導入の可能性は?

 

 

 

 

佐賀市の答弁内容(質問と番号共通)

 

1.佐賀市における大人でひきこもりをしている推計人数は約1,000人です。

2.NPOによる伴走型支援、社会福祉協議会による世帯全体を支援する活動、福祉まるごと相談窓口による関係機関と支援の調整を図るネットワーク事業の3つがあります。

3.この改正により様々な分野を一体的かつ重層的に整備する重層的支援体制整備事業を行うことができる

4.先進自治体を参考にして、重層的な相談支援体制事業を展開していきたい。

 

 

答弁する大木保健福祉部長

 

 

答弁する秀島市長

 

市長と、この問題について議論できたことは良かったと考えています。

推計1,000人の大人のひきこもりの市民の皆様に市が寄り添うことが、

市の福祉施策の未来の骨組みをしっかりしていくことになると考えています。

 

社会福祉法の改正の参考動画

 

 

他質問は、災害時の対応についてと自主防災組織についてお聞きしました。

質問の内容は下記
 
災害時の対応について
車両の避難について
・市民からの問い合わせについて
・災害時の支援協定について
・市民への情報通知について
車中泊避難について
・ガイドラインの必要性について
 
■ 自主防災組織について
組織の重要性について市の認識を聞く
組織活動の市民への浸透について
組織の充実について

 

 

 

 

 12月12日 地域子ども教室の再開

 

校区の地域子ども教室が10カ月ぶりに再開しました。ここに至るまで学校関係者のご理解と保護者の英断、再始動を信じて準備を続けた地域役員の尽力がありました。児童の地域の居場所の再開(再会)をあきらめなかったすべての皆様に感謝し、コロナ禍でも子どもの居場所を守り続けていく努力を今後も続けていきます。

 

 

75名の参加者を二班に分けて、時間も分けて開催しました。

小学校の全児童の1/4が来てくれました。みんな本当にありがとう。

 

 

開催に関して厳しいご意見も頂戴いたしました。

今後も真摯に関係者の皆様との話し合いを続け、

コロナ禍での子ども教室の開催について考えていきます。

 

地域としてもこの10カ月待ちに待っただけに児童との再会をみんな喜んでいました。

 

 

サガテレビ報道資料より

 

12月13日朝日新聞に掲載していただきました。

 

 

12月13日 その他

 

佐賀県のフィンランドのイベントでムーミンに会ってきました。

埼玉県飯能市にある「ムーミンバレーパーク」にも一度行ってみたいものです。

息子も12月が誕生日^ ^ まもなく二歳になります。コロナ禍の日々ですが、

元気に成長してくれています^^

 

日々精進!来週も活動頑張ります。

 

日々精進!12月活動報告③ 今年もお世話になりました。クリスマスは三溝線整備に関する要望書の提出のお手伝いをしました。

2019/12/26

こんにちは。永渕ふみたかです。皆様いかがお過ごしでしょうか?

今年もお世話になりました。

現在は、永渕ふみたか通信の編集作業をおこなっていますが、

編集の都合、来年の頭には発行できるよう制作していきます。

1月中には発行したいと考えています。

ブログに関しては、来年の元旦に2019年を振り返る内容の

特別企画を公開し、その後、また再開していきたいと考えています。

 

クリスマスは市道三溝線に関する要望書を提出するお手伝いをしました。

 

 

 

活動報告(12月16日〜12月31日)

 

16日 常任委員会 

17日 常任委員会 議会広報委員会 息子誕生日

 

おかげさまで息子も1歳になりました^^

 

 

18日 議会運営委員会 文化祭反省会

19日 小学校ゲストティーチャー参加 三溝線会議 自民党青年局会合

 

 

小学校で議会の仕組みについての授業をさせていただきました。

学校関係者の皆様お誘いいただきありがとうございました。

 

 

若楠小学校ブログ参照

 

永渕さんがゲストティーチャー

 

 

20日 11月定例会閉会日 執行部意見交換

 

21日 地域子ども教室 ほんげんぎょう竹切り 農政意見交換

 

22日 餅踏み神事

 

 

 

23日 福岡モーターショー見学 

 

 

福岡モーターショー2019を見学してきました。

各地のMaaS戦略や国内メーカーのモビリティの発展についてや、

公道利用研究が進む電動キックボード体験など勉強になりました。

国内企業が海外でモビリティ戦略を打っている現状など

担当者にお話しを聞かせていただきました。

 

24日 手話関係団体との打ち合わせ 公民館大掃除 江北町公園見学

 

 

 

佐賀にも子育て世代からの要望などを受けて作られた公園が江北町にあります。見学の日も夕方子育て世代が多かったです。

そこまでのプロセスがどう進んだのか興味あります。今度は町役場にも伺ってみます。

 

 

記事参照

江北町の新たな交流拠点へ期待 「みんなの公園」完成

 

25日 市道三溝線要望書提出

 

予定記載

26日 会派懇親会 

27日 保育園行事

28日 市民との意見交換

29日 大掃除

 

 

今週のピックアップは、

 

市道三溝線整備に関する要望書提出の話題です。

 

市民の皆様との意見交換において、多岐に渡るご意見があることは承知していますが、

 

今は、とにかく三溝線沿線の発展と振興が大事と思い、

 

神野校区の自治会関係者の皆様とご協力をさせていただいております。

 

 

白井副市長と意見交換もできました。

 

 

川原田裕明議長より、設置以後の管理が重要であるということのお話しと

広く周辺自治会を巻き込み

理解を求める努力の必要性についてもアドバイスをしていただきました。

 

佐賀新聞記事参照

多目的広場設置を三溝線整備で要望

 

では、今年のブログはここまで、また来年お会いしましょう。

来年もよろしくお願いいたします。

良いお年を・・・

 

日々精進!来年も活動頑張ります。

日々精進!12月活動報告② 神野公園再整備について佐賀市民みんなで語ろう!

2019/12/21

こんにちは。永渕ふみたかです。皆様いかがお過ごしでしょうか?

11月定例会は、12月20日に終了いたしました。

永渕ふみたか通信の編集作業を来週はしたいと思っています。

閉会日に佐賀駅周辺整備調査特別委員会の設置が決まり、

私も所属することとなり、副委員長に議員各位の推薦で選任されました。

山下伸二委員長をお支えし、この重責を市民のより良い未来のため成し遂げていきたいと思っています。

 

〈議会だより〉佐賀市閉会

 

 

先日の一般質問内容が記事になりました。

 

佐賀新聞参照

神野公園、再整備に遅れ 「トンボ池」廃止に反発の声

 

活動報告(12月09日〜12月15日)

 

09日 一般質問 まちづくり協議会会議 ほんげんぎょう会議 

10日 一般質問 登壇日 広報広聴委員会

11日 一般質問

12日 三溝線に関する会議

13日 校内放送 久米島交流事業

14日 校区 しめ縄づくり

15日 来客対応

 

 

今週のピックアップは、

 

神野公園再整備の話題です。

 

12月10日の一般質問で取り上げた神野公園再整備について

新聞記事にもなり、自分の元にも反響が寄せられていますので、

私の感じていることをまとめましたので、記載します。

すこしとりとめのない文章ですが、ご理解ください。

 

 

神野公園整備プラン案

 

佐賀新聞参照

神野公園、再整備に遅れ 「トンボ池」廃止に反発の声

 

神野公園の質問について解説した私のブログ

日々精進!12月活動報告① 神野公園再整備、医療的ケア児対策、佐賀駅前三溝線再整備についての質問を振り返る

 

神野公園再整備に関して私の感じていること
 
 
①若年層がまちづくりを考えるきっかけとなる素材である
 
市民誰もが一度は訪れた公園であり
これほど市民がそれぞれの立場で発言できる素材はない。だからこそ大切に議論すべき案件だと思っています
 
②公園管理のあり方の未来は令和の今こそ話すべきである
 
人口減社会、超高齢社会である事実は、後10年経てば実感として市民は感じることとなります。公共公園の管理についてパークPFIやパークマネジメントの研究などは今やるべきです。神野公園は良い素材なのです。
 
③芝生広場について勇気を持って語るべきである
 
神野公園のあり方検討会での指針は未来の公園のあり方を示してくれています。トンボ池が悪いとは思っていません。環境的見地は、理解していますが、芝生広場を語ることをタブー視するような雰囲気ではダメではないのかと思っています。市民と佐賀市との議論を深めるため多様な考え方を吟味し公園の未来像を作るべきです。
 
④交流人口と関係人口について市民に問い直せるきっかけとなる。
 
神野公園こども遊園地は、6万人から8万人にここ数年で飛躍的に来場者を増やしました。他県、他国より佐賀市の魅力に魅せられ訪れる人が増えています。お越しいただける佐賀市に本気でチャレンジするには、神野公園の魅力向上は必要だと思っています。
 
 
自分は公園に対して考えるとき、
憩いという言葉が浮かびます。
人の姿が溢れている場所には笑顔があります。
 
この問題について
私に出来ることこれからも考えていきます。
 
知り合いの中にも環境問題について本気で悩み考えている人たちがいます。
 
Speech is silver, silence is golden
 
沈黙は金 雄弁は銀
 
この格言元々は、沈黙よりもむしろ雄弁を称えた格言であったという説があるそうです。
 
政治家は問題いかんによっては
沈黙が得をするのかもしれませんが、
問題提起をする勇気を失ってはいけないと思っています。
 
語り合うことで生まれるものがある。
 
 
 
日々精進!来週も活動頑張ります。

日々精進!12月活動報告① 神野公園再整備、医療的ケア児対策、佐賀駅前三溝線再整備についての質問を振り返る

2019/12/13

こんにちは。永渕ふみたかです。皆様いかがお過ごしでしょうか?

11月定例会一般質問の登壇が終わりました。

質問をする上で、

佐賀市の出方も想像しながらシミュレーションをしていくわけですが、

本当、自分のシナリオ通りに進まないものです。

そこで初めて経験不足を感じたりするのですが、

そこも含めて、自分の思いを伝え、他者の考えを聞くことが

改めて重要だと知ることとなります。

不器用な自分だからこそ,

この佐賀市議会の中でやらなくてはいけないことがあると

今年最後の一般質問を

終えた今、改めて自分に言い聞かせています。

 

 

 

11月定例会では、鳥取県境港市の水木しげるロードを取り上げ、

三溝線再整備について質問をしました。

 

 

活動報告(12月02日〜12月08日)

 

02日 議会対応

03日 議会対応

04日 一般質問 伊勢会

05日 一般質問 正副委員長レク 地域巡回指導

06日 一般質問

07日 シシこむ反省会

08日 消防団器具磨き 佐賀バルーナーズ試合見学

 

 

 

 

 

 

今週のピックアップは、

11月定例会一般質問の振り返りです。

 

 

 

 

 

■ 神野公園の再整備について

 

 

質問内容

(1) 神野公園再整備計画について
(2) 神野公園の来訪者数の推移について
(子ども遊園地等含む)
(3) 公募設置管理制度 Park-PFI について

 

 

 

■ 解説

議会に指し示された神野公園再整備計画の整備プラン(案)を見せていただきますと、案ではございますが、現在の公園と大きく変化している部分が多く見受けられます。案によると小動物園、とんぼ池などがなくなり、芝生広場が充実されることになるということが分かりました。しかし、この再整備計画、平成30年度に基本計画を策定し、平成31年度。今でいう令和元年度の今期に整備方針を決定するというのがタイムスケジュールだったはずですが2年もの歳月が何も実行されぬまま過ぎてしまっています。まずは、この状況の打開を訴えた後、公園運営において民間業者が持つアイデアで、その公園の施設の市民の満足度に差がつくことを指し示し、パーク‐PFIという制度をご提案いたしました。平成29年に施行された公募設置管理制度パーク‐PFIは、自治体が管理する都市公園内などで、民間事業者に飲食店や売店などの収益施設などの整備運営をしてもらい、その施設からの収益の一部を活用し、公園施設の整備改修などをおこなう制度を言います。神野公園に、もし芝生広場ができる可能性があるとすれば、パーク‐PFIの有効活用は、いずれ語られるべきこととなります。さて皆さん私だけでしょうか?民間活用で生まれた芝生広場の前に建てられたお洒落なカフェで美味しいコーヒー飲んだりしたいと思っているのは?今指し示した可能性は、民間の力を借りれば、神野公園においてもできる予感がいたします。神野公園の新しいあり方は、私の考えとしては、全市民的に議論が必要なのではないかと感じています。今の公園を愛している市民の方もおいででしょうし、令和の時代の新しい公園を求めている市民の方もいらっしゃるでしょう。全市民と神野公園をどんなものにしたいのか?私は、もっと神野公園の未来については多くの市民を巻き込んで議論をするべきだと思っています。今後も議会にてこの案件取り上げていきたいと思います。

 

 

■ 答弁を振り返る

神野公園再整備に関しては、財源の確保、市民の幅広い意見の集約、整備の時期など一つ一つの問題をクリアし進めていくと答弁がなされました。パーク‐PFIに関しては、公園利用者と公園事業者の意向を聞きながら、調査研究を進めていくことを佐賀市は約束してくれました。また行政、民間事業者、市民が手を取り合って民間活力で公園を変えていくパークマネジメントに関しても調査、研究をすることを約束してくれました。進捗の遅れに関しては、トンボ池や小動物園の必要性を訴える考え(平成24年調査)も多く見られるとのことで、今回の整備案を基本とし、再度、市民アンケート調査をおこない、慎重に計画を進めると答弁がなされました。

 

 

 

 

 

 

この整備案についてはもっと市民も知る必要があると思います。

 

 

 

 

■ 医療的ケアの必要な児童生徒への対応について

 

 

 

 

質問内容

(1) 体制整備について
(2) 保護者の付き添いについて
(3) 実態調査について

 

 

■ 解説

医療的ケアの必要な児童生徒への対応について教育長にお聞きしました。医療的ケア児が、子どもらしく同世代と一緒に育つ環境整備は、厳しい教育現場の現状を理解しつつ、言わせていただくと佐賀市教育委員会の未来に向けての責務でもあると考えています。医療的ケア児を普通学校で支える点について今は黎明期なのかもしれません。私が一番こわいのは、障がい児を持ってしまったために、経済的にも心理的にも保護者が負担を強いられるのは仕方ないという考え方が市民の中の大半の考え方になってしまうことです。一般校で障がい児が学ぶというのは、地域にとっても一緒に学ぶ子どもたちにとっても良いことのはずです。質問では、普通学校への看護師配置の進捗状況を教育長に聞きました。

 

 

■ 答弁を振り返る

現在看護師配置はおこなっていないが、取組は三つやっていると答弁がありました。一つは、特別支援学級支援員の配置、二つ目は、個別支援の会議の実施です。そして最後は、今年度始まった取り組みとして、佐賀地区医療的ケア連絡会の発足を挙げられ、こちらにて、効果的な支援策を効果的に検討していくことを教育長は答弁されました。また、看護師の一般学校の配置に関しては、国の事業にある医療的ケアが必要な児童生徒のための看護師配置事業の動向を念頭に置きながら、佐賀地区医療的ケア連絡会の方針にて、取り組みを前に進めたいと答弁がありました。

 

 

 

 

 

 

 

■ 市道三溝線再整備について

 

(1) 歩きたくなる仕掛けづくりについて
(2) この事業のアピールポイント(目玉)を何と考えているのか市長の考えを問う
(3) 他市の事例の活用について

 

 

■ 解説

 

佐賀県のホームページ上にある歩くライフスタイルの推進に関するリーフレットによると、交通分野における長期的視点として、佐賀市と連携したSAGAアリーナへのアクセスルート整備を県は掲げています。佐賀県は、歩くことで人的交流を盛んにすることで、車が中心でなく人が歩いて移動できるまちづくりが進み、県民が暮らしやすく、県内を訪れる観光客らも過ごしやすくなり、交流が活発になると考えているようです。質問にて佐賀県の歩くライフスタイルに対しての佐賀市の考え方を聞きました。その後、鳥取県堺港市の水木しげるロードのお話しをさせていただき、イメージコンセプトの統一の必要性を訴えました。

 

 

 

三溝線再整備をする上で水木しげるロードで私が学んだこと

 

○コンセプトの統一の重要性

 

水木しげるの世界観を表現するために公共物はほぼすべてにおいてコンセプトが統一されていました。マンホールの蓋のデザインも統一されていました。

 

○舗装デザインの重要性

 

水木しげるロードは一般的な舗装デザインとならない工夫がされていて色合いにコントラストがついていることで、来たことない空間を歩いている気持ちになれます。

 

 

○休憩スペースの必要性

 

ポケットパークの必要性はここまで佐賀市と議論してきましたが立ち止まることができる休憩スペースは必要性大だと感じます。

 

○公共用トイレの必要性

 

水木しげるロードでは、ほぼ中間地点に配置されており来訪者は安心感を持って散策ができているようでした。

 

 

○歩きたくなる仕掛けの必要性

 

写真映えスポットを多く作ることは大事です。水木しけるロードでは写真撮影を楽しんでいる来訪者が大変多かったです。銅像オブジェも目を引きましたが大きなインパクトある看板を置くだけでも歩く楽しみが増すことがわかりました。

 

 

アートベンチは楽しい仕掛けになる

 

水木しげるロードの周辺店には必ずベンチがありましたし塗装、造形などありとあらゆるベンチがありました。

 

 

○個性的な愛称標識は仕掛けとなる

 

入り口出口に個性的な愛称標識があると訪れたことへの満足度が増すことがわかりました。また道路に愛称をつけることは、ここまでも佐賀市にお伝えしてきましたが重要な要素であることは間違いないようです。

 

 

 

質問時使用の

「三溝線再整備をする上で水木しげるロードで私が学んだこと」 パネル

 

 

また、質問において

その中でも改めて重要と感じた

 

コンセプトの統一を

訴えました。

 

ここが大事で、

 

これがないと楽しく歩ける道は成立しないと思います。

 

しかし、水木しげるロードのように全国民が知っているゲゲゲの鬼太郎などのコンテンツが佐賀市にあるかと言うと、すべての市民を振り向かせるまでのコンテンツはこの町はないというのが事実だと思います。では、佐賀の歴史で通りのコンセプトを統一してみてはどうかと言う声もよく市民の方から聞きましたが、それは、佐賀のメイン通りであります中央大通りで今銅像を並べてやっているわけです。そこで、私は、三溝線は大きく

 

コンセプトを

「スポーツ」に絞ってみてはどうかと

佐賀市に伝えました。

 

これは、10月開催の市民向けのワークショップでも市民の方よりご意見をいただいていました。

ただ、「スポーツ」というコンセプトだけではありがちな感もある。

 

そこで「スポーツにおける勝利」というコンセプトに舵を切ってみてはどうかと思っています。

 

SAGAビクトリーロード構想 です。

 

あの道を全国初の勝利を目指すための道 勝利に酔いしれるための道ビクトリーロードに生まれ変わらせるのです。私のイメージとしては、通りに、勝者のみが到達し得ることができたアスリートが勇気を得ることができる金言を通りに張り巡らしてはどうかと考えています。

 

かつて、

 

世界的名バスケットボール選手 マイケルジョーダン は、

 

不可能という言葉はあっても、挑戦しないという言葉はない

 

という金言を残しました。

 

ラグビー選手の五郎丸歩選手やサッカースペイン代表のフェルナンドトーレス選手が残した言葉、甲子園優勝の佐賀商業、佐賀北高校野球部などが残した言葉には、市民の生活にも勇気をくれる勝利の言葉があるのではないでしょうか。

コンセプトを「スポーツ」に絞り、この通りを歩くことで勝者のメンタリティーを得ることができるそんな道にしていく。

 

勝利のベンチ

勝利の神社

勝利のモニュメント。

 

勝利をキーワードにするといろいろな仕掛けが創造できます。

 

 

「勝利」

 

がコンセプトの道 

 

SAGAビクトリーロード

 

の提案

副市長はどう答えたのでしょうか^ ^

後ほど振り返ります。

 

 

 最後の質問では秀島市長に、

SAGAサンライズパークに向かうため佐賀駅から歩いてもらう仕掛けの必要性を訴えていながら、そのための目玉を打ち出せていない事実をお伝えし、車に頼った生活からの開放という大きな課題の解決を佐賀県同様に佐賀市民の中に醸成していくためこの三溝線が果たす役割は重要ではないのかと訴えこの事業の目玉(めだま)を何と考えているのか?を聞きました。

 

 

■ 副市長の答弁を振り返る

 

歩く文化を創造したいとする佐賀県の歩くライフスタイルの確立の施策とは、三溝線再整備事業は親和性が高いと副市長が考えていることがわかりました。また、三溝線を国も県も認める歩くライフスタイルの確立のモデル的路線と言われるように取り組みたいと答弁をもらいました。また水木しげるロードに関する質問から提案したSAGAビクトリーロード構想の提案には、副市長は、プロ野球の広島カープの球場周辺のカープロードを歩いたことがあることを指し示され、これから勝つぞ!!という気持ちになれて飽きずに歩けたと答弁され、私のアイデアへの理解を示されました。ただ、一方の考え方として、仕掛けをいっぱい詰めすぎることも大事だが、シンプルなことも重要ではないかと示唆され、賑わいと落ち着きの両方があることも必要ではないかと考えを述べられました。

 

 

 

 

市道三溝線再整備には、

 

市民が納得できる目玉が足りていない。

 

秀島市長の考えを知りたい!

 

■ 秀島市長の答弁を振り返る

 

市長は 健康に歩いてもらうという考え方が重要であると考えているようで、1.4キロを歩くことが遠いとは思っていないようでした。こちらが示したコンセプト「スポーツ」という考えもヒントの提案であったと感じてくれているようで、提案をした甲斐があったと思っています。いろいろなものを集めすぎると変な道路になるので、シンプルさとゆっくり歩く道路が大切だと思っているとも話してくれました。市長の提案としては、通りにおいて四季の花が楽しめ、歩道に木陰があることを望んでおられ、そのためには、佐賀市のみではできないことも多いので、地域住民と道路沿いの企業みんなで手を取り合い花が見られる通りになれば良いともおっしゃっていました。またポケットパーク的なものが、メインエリアの部分としてあるのが良いのかもとイメージを持たれているようでした。

 

 

 

 

ここまで、秀島市長に三溝線再整備の件、質問することはありませんでしたが、

質問をしてみて佐賀市の三溝線に対しての考え方の理解が深まったので

質問をして良かったと今は考えています。

 

 

 

さて、11月定例会も終盤、来週は文教福祉委員会の常任委員会での議案の審査が始まります。

 

 

日々精進!来週も活動頑張ります。

 

 

永渕ふみたか

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