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2018年7月

日々精進!7月活動報告③ 大人のひきこもり問題講習と有明漁協と豪雨被災地視察

2018/07/27

こんにちは。永渕ふみたかです。皆様いかがお過ごしでしょうか? さて、先週は、大人のひきこもり問題を考えるという講習(地方議員研究会主催)を受けに大阪に行ってまいりました。他にも、有明海漁業協同組合との意見交換会や、西日本豪雨の被災地視察などの活動を致しました。

 

それでは、活動報告を致します。

 

 

 

活動報告(7月16日〜7月22日)

 

16日 視察移動日(大阪)

 

17日 地方議員研修会 大人のひきこもり問題を考える 夜 市子連指導部会

 

 

18日 有明海漁業協同組合との意見交換会

佐賀県有明海漁業協同組合(以後、有明漁協)と佐賀市議会経済産業委員会との意見交換会が、この日行われました。意見交換会では有明漁協の徳永組合長にもご出席していただくことができ、佐賀のりについて、組合独自の取り組みについて、今後の課題についてなど、議員が常々感じている佐賀市の水産業に関する疑問に対して、直接、意見交換会の席上、ご返答をしていただくことができました。最後には、海苔が作られる工程も見学させていただき、大変満足のいく意見交換会となりました。

 

 

 

 

 

19日 西日本豪雨被災地視察  

            農政総会(メートプラザ)

経済産業委員会と建設環境委員会の両常任委員会の議員18名で、7月06日(金)の西日本豪雨にて被害が大きかった富士町と三瀬村の視察をおこないました。視察場所は、9カ所におよび、被災種類は、路肩崩壊、鉄骨ハウス崩壊、田面崩土、建物全壊などでした。特に、富士町の市道横道線の路肩崩壊による道路の崩落カ所は延長32mにも被害が及んでおり、走行車両および歩行者が崩落時にその場にいなかったことに胸をなで下ろす思いがいたしました。三瀬村の住宅被災現場においては、住居内への土砂流入が見られ、このような被害現場を見るにつけ、今後の早急な被災地対応の必要性を感じる両常任委員会における豪雨災害地視察となりました。

 

 

 

 

 

 

 

佐賀新聞参照

 

 

富士町、三瀬村被災現場を視察 佐賀市議18人

 

 

 

 

20日 広報広聴委員会

 

 

21日 消防団高木瀬分団意見交換会

 

 

 

22日 自民党地域協議会 市民体育大会反省会

 

 

 

 

 

 

さて、今週のピックアップは、「大人のひきこもり問題を考える」講習のレポートです。ひきこもりとは、仕事や学校に行かず、かつ家族以外の人との交流をほとんどせずに、6ヶ月以上続けて自宅にひきこもっている状態のことと厚生労働省より定義されています。今回は、大阪府にて、「大人のひきこもり問題を考える」地方議員研修会に参加してきました。平成28年度の内閣府の若者の生活に関する調査報告書によると、ひきこもり予備軍と呼ばれる広義のひきこもり者を合わせたひきこもり者の合計人数は、全国で約155万人と言われています。しかし、このデータには、未回収、調査不能だった数が35パーセントもあるということなので、実際の推計は、もっと深刻な数であると考えられます。しかも、この調査は、39歳までを対象としており、その先の年齢での調査資料はまだなく、40代以上の長期引きこもり者数は、現在国では把握できていません。最近の報道によると、ひきこもりの長期化、高年齢化が深刻となる中、内閣府は平成30年度に、40~59歳を対象にした初のひきこもり実態調査を行うことを決めています。ひきこもりの長期化により、ひきこもりの親が高齢となり、収入の減少、病気や介護などで、ひきこもり者が路頭に迷う事態を近年は、親の年齢の80歳と引きこもり者の年齢の50歳との事情より定義し、「8050(はちまるごーまる)問題」として、社会問題として取り上げる機会も昨今は増えております。日本における大卒生涯収入が社会統計では、2億9千万円で、生涯払う税収は約3千万円ほどであると聞きます。経済的な視点においても、ひきこもりの増加を防ぐことは、重要な局面であると私は考えています。講習では、大人のひきこもりの未然予防のためには、青少年期の不登校対策支援が大変重要であることを学びました。先ほどの言葉を借りると、8050問題を5020(ごーまるにーまる)問題の時に解決に導くということです。講師は、高校中退した段階の支援がポイントであると講義にておっしゃっていました。そこには、ひきこもりが長期に渡り、ひきこもり者が高齢になればなるほど、就業が難しくなるという現実があります。確かに受け入れる社会の寛容さは必要ですが、現代の社会において、そこに理解を求めるのは、まだまだ時間がかかる問題かもしれません。挫折により、得ることができなかった社会への適応力をひきこもり者につけてもらうためには、そこをサポートし、背中をそっと押してあげられる行政の後押しがもっと必要な気が私は致します。佐賀市においても、ひきこもりの未然予防策を見つめ直し、将来的なリスク軽減や支援に必要な措置をこれからも議会議員として考えていくことで、10年後、20年後を見据えた社会投資としての大人のひきこもり問題に対する行政支援とは何か、今後も模索し、佐賀市に対して提言をしていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、そろそろ夏祭りの準備が忙しい季節になりそうです。

 

 

日々精進!来週も活動頑張ります。

 

日々精進!7月活動報告② シシリアンナ訪問とメキシコ人国際交流

2018/07/20

こんにちは。永渕ふみたかです。皆様いかがお過ごしでしょうか? さて、被災地の感情および負担を鑑みて西日本豪雨被災の現場になかなか足を踏み入れないでいましたが、7月19日(木)に富士町と三瀬村に経済産業委員会として現場視察に入りました。特に道路崩落箇所の被災地の状況は散々たるものでした。来週このブログでもお伝えしたいと思います。

 

 

 

それでは、活動報告を致します。

 

 

 

活動報告(7月09日〜7月15日)

 

09日 会派会議 通学合宿役員会 城北中地域懇談会

 

 

 

 

 

 

10日 放課後子ども研修会 子ども会夏休み対策会議 市議会 経済産業委員会レク 市民総ぐるみ街頭活動

 

 

 

 

 

 

11日 若楠小学校評議会 子ども会育成会会議 

 

 

12日 校内放送 ホテルニューオータニにて陳情相談 子ども部会 部会員会議

 

 

13日 アバンセにて地域子ども教室の準備 給食時 シシリアンナちゃん小学校訪問 若楠納涼まつり実行委員会

 

 

(若楠小ブログより転載)

 

14日 地域子ども教室 国際交流メキシコ人訪問 自民党佐賀県第一選挙区支部大会 保育園夏まつり訪問

 

 

 

 

 

 

15日 市民体育大会 グラウンドゴルフ大会

 

 

 

 

さて、今週のピックアップは、7月13日に若楠小学校のご協力で今年も開催した小学校にシシリアンナちゃんがやってくる!!の話題と、佐賀県国際交流協会と若楠校区地域子ども教室とのコラボで実現したメキシコ人カルミナ ルイズ ムラカワさんの異文化理解出前講座の話題です。小学校の給食の時間に若楠小学校内をシシリアンナちゃんが練り歩くこの企画も、三年目を迎えました。給食のメニューは、もちろんシシリアンライスです。郷土料理やご当地グルメを食することで郷土愛が子どもたちの心の中に芽生えてくれたら嬉しいです。昨年は兵庫県明石市で開かれた西日本B-1グランプリに小学校の児童が出向きましたが、今年はB-1グランプリが開催されない年ということで交流事業がないのがとても残念です。また市内の児童が楽しめるシシリアンライスを通した企画引き続き考えてみようと思います。続いての話題は、異文化理解出前講座を佐賀県国際交流協会のご協力で子どもの居場所作り事業の地域子ども教室で行った話題です。佐賀市嘉瀬町に在住のメキシコ人の カルミナ ルイズ ムラカワさんをお招きしメキシコの魅力を児童にお話ししていただきました。一緒にメキシコ音楽でのダンスタイムもあり、大変子どもたち盛り上がりました。今後も子どもたちと異文化との交流の時間を積極的に地域子ども教室の時間を通して作っていければと考えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

佐賀新聞より下記参照

 

シシリアンナ来た!  給食にシシリアンライス 若楠小

 

笑顔通して国際交流を 若楠小でメキシコ講座

 

若楠小学校ブログより

 

今年も恒例のシシリアンナちゃん

 

 

 

猛暑が続いてうだるような毎日ですが、夏乗り切っていきましょうね(^ ^)

 

 

日々精進!来週も活動頑張ります。

 

日々精進!7月活動報告① 西日本豪雨と若楠まちづくり協議会設立

2018/07/12

こんにちは。永渕ふみたかです。皆様いかがお過ごしでしょうか? さて、まずは、7月06日の西日本豪雨により、被害を受けられました皆様方に対しまして、心よりお見舞い申し上げます。自然の脅威を前に、冷静に対応ができるのかが試された先週末となりました。あの日の夕方は、家族の危険を感じ、娘を保育園に迎えに行きました。保育園の前は冠水状態でしたが、保育園の関係者の皆様は冷静に対応されていました。普段は保育園より離れた駐車場に車を停車し、そこから歩いて保育園に娘を迎えに向かうのですが、この日は、玄関前に保育園の先生方が立って待っていらっしゃって、子どもを園玄関から、ダイレクトに車に乗せていただき、身の危険を感じることなく冠水の中の運転ではありましたが自宅に無事に連れて帰ることができました。今回、普段より、保育園の皆様が、災害時に冷静に対応することができるようにイメージし、訓練をしていらっしゃるのがよくわかりました。

災害が起きていないときに災害に備えること。

非常に重要なことです。今回の豪雨で、報道によると、佐賀市において、お一人がお亡くなりになられている可能性が高いです。一人の命を救えなかったことは、今後、佐賀市でも検証が必要でしょう。犠牲から学ぶことは多面にあるはずです。議会においても、豪雨の日は災害組織が設置され、佐賀市の情報が多く私の元に入ってきていました。避難所となる公民館および学校に多い時間で266世帯521人の市民の方が避難をされていました。避難勧告を自分のことと捉え避難し災害から身を守ったこの方々の冷静な行動には学ぶべき部分が多いです。また、この行動の中には、自主避難を誘導した共助の役割を果たした市民も存在すると聞きました。起きてしまった災害のとき佐賀市民がどのように行動したのか?を検証していけば、まだまだ佐賀市が防災のためできることが多く見えてくるような気が致します。私も、被災者のお気持ちを察しながらですが、近く災害地に入り、これから防災のため、まだできること、できたことはないのかをしっかり研究していこうと思っています。

 

 

・金曜日 災害パトロールした時の写真

健康運動センター付近

 

 

 

蛎久付近 多布施川周辺

 

 

 

夕方 冠水のため車がなかなか動かなかった佐賀大学付近

 

 

 

それでは、活動報告を致します。

 

 

 

活動報告(7月02日〜7月08日)

 

 

 

02日 事務作業 打ち合わせ

03日 台風のため 各予定中止 災害情報収集  

04日 佐賀市議会OBとの懇親会

05日 事務作業

06日 事務作業 大雨災害のため 災害情報収集

 

07日 連携協議会解散式 まちづくり協議会設立総会

 

 

 

 

 

 

 

08日 私用

 

 

 

 

さて、今週のピックアップは、土曜日に開催された若楠校区のまちづくり協議会設立総会のお話しです。大災害の次の日ということで開催も危ぶまれましたが、天気の回復を待って、土曜日の午後、設立まで長い時間をかけ、まさに校区の衆知が結集した若楠校区のまちづくり協議会がいよいよこの日キックオフしました。私は、校区市民の皆様のご推薦にお応えする形で、まちづくり協議会最初の子ども育成部会部会長を拝命しました。大変重責と感じています。校区の全ての子どもたちの未来を守るためこれからもしっかり頑張ります。私は理念としては、「全ての子どもたちのために活動しよう」と部会員の皆様には、お伝えしてします。また現実的な課題としては、部会員の負担軽減です。校区組織は、人材不足のため疲弊しています。部会自体が負担増となるようでは本末転倒です。この部会を通して、負担の軽減のためできることは何なのかを模索し、まちづくりの未来像を自分の校区から発信していきたいと思っています。頑張ります。

 

 

 

 

 

 

佐賀新聞より下記参照

 

蛍飛ぶ環境づくりを  若楠まちづくり協議会 発足

 

 

 

暑い日々。皆様も体調を崩されませんように・・・

 

 

日々精進!来週も活動頑張ります。

 

 

日々精進!6月活動報告④ 面会交流について

2018/07/05

こんにちは。永渕ふみたかです。皆様いかがお過ごしでしょうか? さて、2018  FIFA ワールドカップロシア大会 サッカー日本代表は、惜しくもベルギーに敗退しましたが、ベスト16に入る大健闘でしたね。連日、楽しみにテレビで観戦していました。しかし、屈強な外国人選手と渡り合っている日本人選手たちを見て、ビジネスでも政治の世界でも、世界と渡り合える力を持つことの重要性を感じました。今回の日本代表選手のほとんどが、外国のサッカーリーグで活躍しています。異文化で自分の道を開くことは並大抵の精神力ではなしえることができません。彼らが今大会を通じて日本の若者の与えたものは大きいのではないでしょうか。文部科学省のデータによると、日本から海外への留学者数は2004年の8万2945人をピークに下降しています。2010年には5万8060人、ピークの2004年と比較すると30%もの減少となります。自分は世界で活躍するのだと高いモチベーションを持つ日本人を育てていくことがこれから求められています。私も、今月は地域子ども教室にてメキシコの方をお呼びして異文化交流事業を予定しています。これからも子どもたちに外国人と触れる機会を多く設けて、外国に興味を持ってもらい世界で活躍する若者を佐賀市から輩出する努力を続けていきたいと思っています。

 

 

 

 

 

それでは、活動報告を致します。

 

 

活動報告(6月25日〜7月01日)

 

25日 常任委員会 シシリアンライスdeどっとこむ総会

 

 

 

 

26日 常任委員会 市子連指導部会  

 

27日 消防団西与賀分団応援  議会運営委員会 

 

28日 三溝地区佐賀駅周辺整備事業会議 議会懇親会

 

 

 

29日 6月定例会閉会日 佐賀市観光協会総会 

 

 

 

 

 

 

30日 第11代斎藤用之助顕彰会総会

 

 

 

 

 

 

 

 

01日 佐賀市民体育大会開会式 きはら奉文県議生活35周年パーティー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、今週のピックアップは、先日一般質問にて佐賀市にご提言した「面会交流」に関する試みが早速佐賀市でも始まったというご報告です。今回の市当局の対応は本当早かったです。携わる子育て支援部こども家庭課には心より感謝をしたいです。先日、佐賀市議会議員OBの方にお話しを聞く機会があったのですが、その方が「議員の仕事というのは、執行部に聞くだけならば誰でもできる。その先の未来を執行部より先に理解をした上で、未来を提言し必ず変革を生みだすことである。」とお話しの席でおっしゃっていたのが印象に残りました。私もこれからも変革を生み出すことにこだわり議会活動を続けていきたいと思います。

 

一般質問内容 ↓

今回質問に当たって、佐賀市の公式ホームページでも、面会交流に関してあまり触れられていない点が気になり、質問をさせていただきました。私も、多弁しませんが、面会交流の当事者でございまして、8年間あまり、面会交流を一ヶ月に一度、子どもと行ってきました。たくさんの人々のご協力もあって、子どもと会えていることに心から感謝をしています。さて、平成27年度の面会交流の調停申立ては1万2,264件。これは、10年前の2、4倍です。国会では、「親子の交流は重要」と主張する側と、児童虐待やDV被害者への配慮が足りないとする側で親子の断絶防止の法律に関して、法制化に関する話し合いが続いています。議論する上で、子どもを最優先に考えてこの議論すべき必要性を感じます。さて、子育て支援に力を入れていることで有名な兵庫県明石市が、離婚後の、こども養育支援のため、「こどもの養育に関する合意書」や「こども養育プラン」という離婚前に父母で取り決めを行うための書式と、「親の離婚とこどもの気持ち」という冊子を離婚届と合わせて配布していることを知りました。明石市の市長は元弁護士なのですが、弁護士活動時代に離婚事件にて子連れ母親側を弁護した際、その子どもから、「なぜパパを虐めるのか、僕はパパも好きなんだよ」と言われ、ハッとしたのだそうです。 明石市が面会交流に対して理解があるのは、このような明石市市長の原体験からなのかもしれません。私も佐賀市には、一歩前進した面会交流に関する試みをはじめていただきたいと感じています。明石市を参考に、面会交流に関する書式の配布および、ホームページ等も含めた周知の展開を積極的にしていただくことはできないでしょうか?答弁を求めます。

 

 

 

 

佐賀市ホームページより下記参照

 

離婚後の「養育費」と「面会交流」について

 

なお、先述しましたが、

6月定例会は、6月08日に開会し、一般会計補正予算案や副市長の選任など追加議案を含む15議案を可決し6月29日に閉会しました。今回の補正予算の総額は、約4億3,600万円で補正後の予算総額は、約945億7,200万円となり、前年度同期に比べ、0.3パーセントの増となりました。

ご報告致します。

 

 

 

 

日々精進!来週も活動頑張ります。

 

 

 

永渕ふみたか

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