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2018年6月22日

日々精進!6月活動報告② 一般質問を振り返る

2018/06/22

こんにちは。永渕ふみたかです。皆様いかがお過ごしでしょうか? さて、現在、佐賀市議会は、6月定例会真っ只中です。6月29日(金)閉会を予定しています。今回のブログでは、6月14日(木)に登壇した私の一般質問の内容に関して振り返ってみたいと思います。

 

 

 

 

佐賀新聞にて一般質問の内容、取り上げていただきました^ ^

 

 

一般質問ピックアップ 佐賀市

 

 

 

それでは、活動報告を致します。

 

活動報告(6月11日〜6月17日)

 

11日 若楠校区まちづくり協議会部会会議

 

 

 

 

12日 農協訪問 第11代斎藤用之助顕彰会常任理事会

 

 

 

 

13日 市政一般に対する質問日1日目 経済産業委員会正副委員長レク

 

 

14日 市政一般に対する質問日2日目 登壇日 青少年健全育成協議会事務局会議

 

 

 

15日 市政一般に対する質問日3日目 若楠校区 高木団地 地域懇談会

 

 

 

 

16日 保育講演会 自民党青年局会議

 

 

 

 

 

 

17日 消防団器具点検日

 

 

 

 

 

さて、今週のピックアップは、私の一般質問を振り返ります。

 

今回は、下記項目に関して佐賀市に質問いたしました。

 

 

一点目は、さが桜マラソンについて質問しました。

 

私もここ数年は沿道でのランナーの応援をずっと続けているわけですが、その応援の中での楽しみといえばランナーとの声の掛け合いであったりします。たまに「東京から来ました」「大阪からです頑張ります。」と出身地のことを自分からお話ししてくださるランナーに出会います。その時は「遠くからありがとうございます。」とランナーに、佐賀に来てくれたことへの感謝の気持ちで頭を下げるのですがこの参加ランナーの出身地についてですが私はもっと応援する市民がランナーの出身地をダイレクトに分かる方法があれば応援する側も楽しみが増える気がいたします。そこで、ゼッケンにランナーの出身地名を記載してみてはいかがかですか?と質問するつもりでしたが、現在さが桜マラソンで使用されているゼッケンにもランナーの出身地は印字してありました(^ ^)さすが全国の上位に入るマラソン大会と感心したのですが、

 

 

若干文字が小さい (^^;

 

 

 

 

 

 

応援していて、出身地が印字してあることに今まで気づきませんでした。ですので、もう少しゼッケンに記載のランナーの出身地の印字を見やすくしていただけないかと佐賀市に提案質問致しました。答弁としては実行委員会にて話し合いは必要ですがこのようなご意見があったことお伝えしてくれるとご答弁いただきました。小さな変更ですが来年度はもう少しランナーの出身地が見やすくなっていれば嬉しいです。さが桜マラソンはランナーが選ぶ全国のマラソン大会で10位以内に入る人気のマラソン大会です。改善できる部分は改善するその小さな努力が参加ランナーや大会に関わるボランティアの皆様には絶対に伝わると思っています。目指すは、全国1位のマラソン大会ですね。他の質問として、さが桜マラソンなどの練習をかねてランニングする市民ランナーの皆様に、犯罪抑止のため街中を走っていただきこれまで地域社会が歩いて行なっていた防犯パトロールをランナーにパトロールしていただくパトロールランニングを佐賀市にて啓発していただきたいと質問しました。このパトロールランニング(通称パトラン)ですが、すでに市民間の中で組織化されはじめていて今や全国組織となっています。佐賀にもすでに組織は存在していると聞いています。福岡県北九州市においては走ることを楽しみながら防犯パトロールをする「パトラン キタキュー」と折尾警察署が協力して街のパトロール合同パトラン を月に一回実施しているそうです。答弁としてはさが桜マラソンの事前講習会などプレイベントなどの席でそのような考え方もあると市民に伝えてみようかと思うと答弁がありました。登下校の見守りなどの防犯ボランティアは全国的に減少傾向にあり佐賀県内も17年現在は前年より11団体少ない243団体、3142人減の2万8502名になったと記事で読みました。押し寄せる人口減の波は今後も地域社会の機能を低下させていきます。これからは、

 

楽しみながら防犯を兼ねるという考え方を広く市民の皆様と共有していく必要性を感じます

 

参考資料

 

パトラン ホームページはこちらから

 

参考記事

 

パトランキタキューと折尾署、歩行者に声かけ /福岡

 

 

 

二点目は、佐賀駅周辺整備について質問しました。

 

 

こちらは、質問内容が多かったので、まず抜粋して、先にお示しします。

 

1、(平成30年2月定例会の続き)佐賀駅周辺整備に関する戦略的な情報発信のために佐賀駅の空いているスペースで市民が議論する”駅ナカ会議”現在の検討状況は?

 

 

 

2、市道三溝線再整備に関して

 

◯ 佐賀市は、国体に向けてとにかく道路を整備したいと言うが、信号の待ち時間の問題や整備後路上駐車が増えるのではないか、また整備後、車線減少のため脇道として地区の住宅道を使われてしまうのではないかなどの問題懸念などを棚上げし、とりあえず国体に向けて三溝線道路整備のことを進めていけば良いと勇み足になってはいないのか?多角的視点で整備計画を本当に佐賀市は考えているのか?

 

 

 

◯ 佐賀駅から佐賀アリーナ(仮)まで歩いて18分の距離を10分で移動することは走ること以外ではできません。だったら視点を切り替えて少し休みながら歩いてもらうという考え方には至らないでしょうか? 佐賀駅周辺整備基本計画において三溝線に人々の憩いの場ポケットパークの建設の検討を考えるべきではないのか?

 

 

 

市道三溝線の現在の地図

 

 

◯  佐賀県の佐賀アリーナ整備計画と佐賀市の佐賀駅周辺整備計画は具体的にリンクするべきではないのか?佐賀県は現在、アリーナの所在地「日の出」という地名にちなみこのエリアを「SAGAサンライズパーク」(仮称)と名付けている。佐賀市民や佐賀県民に佐賀駅周辺整備において県と市が同じ方向を向いているという意識づけをし外県、外国から来られた方に佐賀の一体感を感じてもらう意味でも通りの名前の愛称に「SAGAサンライズ通り」と二つの計画がリンクした通りの愛称を使用してみてはどうかと思うが佐賀市の見解を聞きたい。

補足 もちろん地域住民の皆様のご意見を参考にと考えています^ ^

 

 

 

佐賀アリーナ(仮)の構想図

 

参考記事

 

一般質問ピックアップ 佐賀市

 

 

 

 

歩いている間に佐賀を知り、感じていただくような仕掛けづくりについて 提案質問

(下記に質問内容を記載)

 

 

 

 

◯ ゲームアプリおよび家庭用ゲームソフト開発事業を主とする企業株式会社サイゲームスが佐賀市駅近くに自社ビルを建てるそうだが、このようなコンテンツビジネスの会社の協力が得られれば、今日本中で地域振興、観光振興の台風の目となっているコンテンツツーリズムにも佐賀市はチャレンジできる布石になるのでは思うが佐賀駅周辺整備計画に関してサイゲームス との積極的交流を佐賀市には求めるが見解をお示しください。

 

 

参考記事

 

Cygamesが佐賀駅近くにビル計画

 

 

以上、主に佐賀駅について二問。市道三溝線について数問質問しました。それぞれ具体的な考察までは得られませんでしたが否定的な答弁はなかったと思っています。佐賀市が考える仕掛けについての言及もありました。特に私が今回の一般質問でこだわったのが三溝線の歩きたくなる仕掛けづくりについてでした。下記のような提案質問を佐賀市に対しておこないました。

 

 

下記質問内容文  ↓

 

(佐賀市が市道三溝線で模索する)歩いている間に佐賀を知り、感じていただくような仕掛けづくりに関してですが、これも自分なりに考えを巡らせてきました。

まずは、日本で成功しているといわれる通りの分析から始めました。

人口約3万5000人の鳥取県境港(さかいみなと)市の「水木しげるロード」ここには、一年間で約200万人の方がお越しになります。境港駅から本町(もとまち)アーケードまでの全長約800メートルの間に水木しげるさんの代表作『ゲゲゲの鬼太郎』のキャラクターを中心として日本各地の妖怪たちをモチーフとした銅像など多数のオブジェが設置されています。沿道の商店街では、”妖怪”という共通のイメージコンセプトをもってサービス展開がなされています。先ごろ水木しげるロードは再整備がなされ、こちらも三溝線の計画と同様、歩道スペースの拡張、夜間照明の再整備などがおこなわれたと聞きました。成功した水木しげるロードのポイントを自分なりに考察した5項目に分けて説明させていただくと、

著名人を起用したことでの成功  いわずもがな、誰でも知っている漫画家水木しげるさんを起用したことで全国にアピールができた。

ゆかりのある人物を起用したことでの成功 境港市は水木しげるさんの出身地です。縁がない人、物だと魅力の継続性が望めません。周辺住民を巻き込むにはそこにゆかりがある縁があるというのはこの手の仕掛け作りには必須条件なのかなと考えています。

他自治体がもちえないイメージコンセプトを持ったことでの成功 消極的で無難なアイデアに埋没せず”妖怪”をイメージコンセプトとしたことで他のやり方と差別化を図れたこと

コンテンツの力での成功  誰もが惹きつけられる漫画”ゲゲゲの鬼太郎”などのコンテンツの魅力が高い。

海外へのアプローチでの成功  外国人は日本の漫画が大好きですから海外にも目を向けたアプローチに成功している。

 

 

 

 

 

さて、これは、主観ですが、この5項目をクリアすれば、三溝線もたくさんの人々に楽しく歩いてもらう仕掛け作りができる気がしております。

さて、この5項目すべてをクリアできる考え方が一つございます。

それは佐賀市神野出身のアーティスト中村326さんに楽しく歩いてもらう仕掛け作りのご協力をお願いしてみてはどうかということでございます。先ほどの5項目を中村326さんに当てて考えてみると、

著名人の起用  彼は今お笑いタレントの爆笑問題や橋下徹元大阪市長が所属する事務所に所属し活動を展開しています。現在も東京で活躍されている326さんが発信力の高い著名な佐賀市が生んだ第一線のイラストレーターであることは市民の皆さま疑いの余地はないと思います。

ゆかりのある人物の起用という点でも326さんは三溝通りのある校区神野小の出身ということで肝心な部分のクリアはできているかと思います。

他自治体がもちえないイメージコンセプトに関しては彼のイラストはその斬新さからロンドン観光局の親善大使に選ばれイラストを提供するなど、世界からも評価を受けています。他自治体と比較しても彼の作品のコンセプト起用は消極的で無難なアイデアに埋没することはないと考えます。

コンテンツの力としては彼は詩人でもあります。佐賀新聞にも連載コーナーがあり彼の温かいメッセージに多くの市民が魅了されています。佐賀市が望む佐賀を知り感じていただくような仕掛けづくりを彼のもつ詩の力に委ねるというのも面白い選択肢かもしれません。

海外へのアプローチ 先ほどの触れたように外国人は日本の漫画イラストが大好きです。彼のイラストをイメージコンセプトとして道路の仕掛け作りに採用すれば海外に向けて日本のポップカルチャーを軸としたクールジャパン戦略をこの佐賀市から世界に発信できます。

それとつけ加えると、肥前さが幕末維新博覧会において佐賀県が手がけている弘道館2でも326さんは講師として登壇されていますし佐賀市のバルーンミュージアムでもイラストの個展を開かれています。佐賀県と佐賀市とも今までもコンタクトがあるという点もプラス材料ではないでしょうか。このような地元のアーティストに楽しく歩いてもらう仕掛け作りを協力してもらう。ここまでお聞きになって佐賀市のご見解をお聞かせください。

 

 

 

 

 

 

世界で活躍されている地元クリエイターの326さん

 

 

 

 

境港市の水木しげるロードでは、”妖怪”というイメージコンセプトを統一することで、妖怪レンタサイクルや妖怪スタンプラリーなど通りを楽しみながら歩く仕掛けを数多く展開しています。佐賀駅周辺整備における人々を歩かせる仕掛け作りもイメージコンセプトを統一していけば、佐賀市でも展開できると私は考えています。

 

皆様はどう思われましたか?( ^∀^)

 

 

 

 

参考資料

 

さかなと鬼太郎のまち 境港市観光ガイド

 

 

 

 

三点目は、離婚や別居に伴う子どもとの養育支援について質問しました。

 

離婚や別居をした親が離れて暮らしている子どもと会う「面会交流」離婚や別居をしてもわが子には会いたいという親の想いは子どもの養育支援という観点からも当然至極であると私は考えています。子どもの思いを最優先した面会交流のあり方をここまで佐賀市はどのように捉えてきたのかを質問しました。この問題、行政側もどこまで家庭に踏み込んで良いのか判断に迷っているというのが現実ではないのでしょうか。今回質問に当たって佐賀市の公式ホームページでも面会交流に関してあまり触れられていない点が気になり質問をおこないました。さて平成27年度の面会交流の調停申立ては1万2,264件だそうです。これは10年前の2.4倍に当たります。国会では「親子の交流は重要」と主張する側と児童虐待やDV被害者への配慮が足りないとする側で親子の断絶防止の法律に関して法制化に関する話し合いが現在も続いています。議論する上で子どもを最優先に考えてこの議論はすべきであると感じます。さて子育て支援に力を入れていることで有名な兵庫県明石市が離婚後のこども養育支援のため「こどもの養育に関する合意書」や「こども養育プラン」という離婚前に父母で取り決めを行うための書式と「親の離婚とこどもの気持ち」という冊子を離婚届と合わせて配布していることを知りました。明石市の市長は元弁護士なのですが弁護士活動時代に離婚事件にて、子連れ母親側を弁護した際その子どもから「なぜパパを虐めるのか、僕はパパも好きなんだよ」と言われ、ハッとしたのだそうです。 明石市が面会交流に対して理解があるのは、このような明石市市長の原体験からなのかもしれません。私は佐賀市には一歩前進した面会交流に関する試みをはじめていただきたいと感じています。そこで、明石市の試みを参考に面会交流に関する書式の配布およびホームページ等も含めた”面会交流”に関する周知を積極的にしていただくことを望み質問致しました。答弁として、兵庫県明石市に倣って法務省で作られた子どもの養育に関する合意書作成の手引きとQ &Aを配布していただく検討をしたいとの答弁をいただきました。一歩前進です(^ ^)

 

 

 

法務省が配布している資料

 

 

こどもの養育に関する同意書

 

 

こども養育プラン

 

 

今後、佐賀市においても子どもの思いを最優先した面会交流が広く浸透していくこと期待したいですね(^ ^)

 

 

 

日々精進!来週も活動頑張ります。

 

 

 

 

 

 

永渕ふみたか

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