日々精進!3月活動報告 一般質問を振り返る!離婚前後の支援、佐賀市屋外広告物条例、デザインマンホールについて
2022/03/28こんにちは。永渕ふみたかです。皆様いかがお過ごしでしょうか?当初予算の審議がおこなわれた2月定例会が終了しました。委員長職での初めての当初予算審議で、正直緊張しすぎて、定例会終了後は、立ち上がれないほどでした。委員長職とは、経験して初めて分かるのですが、その舵取りは本当に大変ですし、重要な責務を任されていると感じます。さて、今回のブログでは2月定例会の一般質問の内容を振り返ります。
デザインマンホールの質問で、今回は前向きな答弁をいただくことができました^ – ^
2月定例会一般質問を振り返る!!
■ 離婚前後の支援について
質問 県が現在の支援策継続が難しい場合、市での支援継続は可能か
答弁 県には事業継続を要望するが、廃止の場合、他市町の動向を注視し、市の導入を考える。
質問 公共施設を面会交流の場所に提供できないか?
答弁 面会交流は安全面等の配慮が必要。現在の児童センターでは対応が難しい。まずは、他自治体の状況把握に努める。
質問 市のホームページにて養育費ガイダンス動画の発信は可能か?
答弁 養育費と面会交流について動画等でPRしたい。
質問 AIスタッフでの情報提供は可能か?
答弁 相談対応は養育費Q &A等を現在活用している。今後は提案のAIスタッフも活用したい。
質問をする私
答弁をする子育て部長
■解説
今回は質問にて子どもを監護している親側が、生活を共にしていない親側から受け取る養育費の問題と離婚後又は別居中に子どもを養育・監護していない方の親が子どもと面会等を行う面会交流のことを議会壇上で取り上げました。現在、県ではひとり親家庭の方が養育費を確実に受け取れるよう、公正証書等作成支援や養育費保証支援への助成がおこなわれておりますが、全国の状況を見ていると、この助成などは県単位でやっているというのは珍しく、市町で積極的に関わって事業を展開しているところが多く感じます。仮に県での支援策継続が難しいとなった場合などについては、市として支援継続を打ち出す心づもりがあるのかを市に聞きました。また面会交流に関して市公共施設の面会交流利用の可能性を質問しました。こちらは、現在の支援体制を聞く限りでは、市としてまだ見定めができていない状態を感じます。面会交流の問題点というのは、双方の親が子どもを見守り、育むという視点で、大きな考え方の隔たりが双方に生まれてしまっていることが問題だったりします。子どもと生活をしている親は連れ去りとかがあるのではないかと心配して面会交流自体がストレスになっているというケースも聞きます。一方子どもと生活をしていない親側は、子どもに会うことを心の底から楽しみにしているわけです。問題が絡まってしまい、一目たりとも、会うことができないとなれば、その人の人生を奪ってしまうほどの辛苦になるものだと私は思います。この埋まらない隔たりに対して手を差し伸べることが愛情豊かな子どもを育てることにつながる。現代社会においてこの問題には行政も協力できる部分というものを引き続き考え続ける必要性を感じます。また情報発信に関しての質問も今回おこないました。離婚前後の支援について市は情報量の充実を私は図るべきであると思っています。親と子は離れても親と子です。市の今後の離婚前後の支援を期待します。
参考
佐賀県養育費確保支援事業助成金の申請受付を開始します(令和3年7月1日から)
AI(人工知能)が質問に答えるチャットボットサービスを開始しました
参考動画
■ 佐賀市屋外広告物条例について
質問 許可申請の手続きを怠っている事業所に対し、どのような対応をしているのか?
答弁 複数回、通知文の送付や電話、訪問を実施しています。現在は、コロナ禍もあり、個別訪問は控えています。
今後も引き続き、早急に許可申請の働きかけをしていく。また業者の遺漏がないよう啓発活動も続けていく。
質問 是正指導をおこなうにあたり、市内における屋外広告物の実態を把握する必要があるが、どのようにして把握するのか?
答弁 平成24年の実態調査以後は、会計任用職員による違反撤去目的のパトロールを実施し、新設の違反広告物の実態把握に努めている。
質問 前回の実態調査から約10年が経過しており、再調査が必要だと考える。再調査を実施する考えは?
答弁 前回の実態調査から10年の経過していることから、改めて実態調査を検討する時期にきていることは認識している。実態調査は多額の費用を要するので費用対効果も鑑みつつ、その調査の方法を検討していきたい。
質問する私
答弁する建設部長
■解説
平成17年6月に景観行政団体の指定を受け、平成19年7月に市独自の屋外広告物条例が制定、平成20年4月から佐賀市屋外広告物条例は施行されています。この条例ですが、制定から14年の時間が経過しております。今回、市民の方よりご連絡により、屋外広告の手数料について、不払い事業者がいることが分かりました。支払いをしていない事業者には、当然、更新願いもいきませんので、ずっと払う側とずっと払わない側が存在することになってしまい、不公平感が出てしまいます。ここの改善をと思い質問をしました。条例違反の業者に対して是正指導をおこなうためには、常日頃からの市内における屋外広告物の実態を市は把握をする必要性を感じます。しかしその実態調査から10年以上経過しています。市民が公平感を得られるようにしっかりした実態調査を市には望みます。
参考
■ デザインマンホールについて
質問 マンホールカードを合格祈願のお守りカードとして、配っている活用事例があるのだそうです。マンホールの更なる活用方法を前向きに検討する必要性が上下水道局に求められていると感じますが、その考え方を聞きます。
答弁 受験シーズンには、マンホールは丸い、落ちない、すべらないなどの理由から、その缶バッジやマンホールカードを受験シーズンには、お守りとして受験生にプレゼントする試みも話題になっていると聞きます。いろいろなご意見をいただきながら、多様な活用策について今後検討していきたい。
質問 今、ポケットモンスターの絵が描かれたマンホールが人気です。通称ポケモンはとても人気が高く、幼稚園・保育園児から60代くらいまでファンがいます。今現在開発されているサンライズパークやバルーンフェスタ会場付近、また温泉街にポケモンの描かれたマンホールの蓋を設置することを県で考えてくれませんか。という県民からのご提言がそこに掲載されていました。多くの方がゲームやアニメのキャラクターコンテンツ寄贈のデザインマンホールに興味と期待を示してくれていることが文面からも分かったのですが、今後も多くのゲームやアニメのコンテンツなどのデザインマンホールを寄贈させていただけませんか?という市への相談が多く寄せられる可能性もあるやもしれません。今後、寄贈マンホールの相談が引き続きよせられた場合の市上下水道局のスタンスについて、お聞きします。
答弁 観光面でも町の魅力度UPにも繋がっているので、今後も積極的に受け入れをしていきたいと考えている。
質問 上下水道局には、是非マンホールを通してその地域や校区の魅力を発信するデザインマンホール作りをやっていただきたいのですが、この提案に対する答弁を求めます。
答弁 若楠校区まちづくり協議会での試みを(地域と子どもたちとで一緒に作る地域デザインマンホール制作)今後は市内の各小学校に広げられないかと考えています。上下水道局がその制作をし、小学校の校門付近にデザインマンホールを設置をし、地域や子どもたちの思いをマンホールを通して発信をしていく。そのような試みを積極的に検討をしていきたい。
■解説
マンホールが描かれたマンホールカードを合格祈願のお守りカードとして、配っている活用事例があるのだそうです。確かにまるい。落ちない。滑らない。本当考えようによっては受験の験担ぎにマンホールもってこいです。市内でマンホールカード配っている場所はバルーンミュージアムです。ここの三階には佐賀の受験生の聖地 青少年センターの自習室やフリースペースがあり、様々な学生がここで勉強しています。この多くの受験生たちに、上下水道局から合格祈願の心を込めて、合格祈願マンホールカードを配る。なんだか素敵な試みだと感じます。来年度は受験生がマンホールカードを持って受験に挑むそんな場面を期待したいものです。今回は質問で、ポケモンの描かれたマンホールの蓋にも触れました。多くの市民がゲームやアニメのキャラクターコンテンツ寄贈のデザインマンホールに興味と期待を示してくれています。今後も寄贈マンホールの相談は市において増えていくことになるのではないでしょうか。最後の質問では、マンホールが市の魅力の一つとして充実してきた今を好機と捉えて、上下水道局に独自の施策を促しました。上下水道局には、是非マンホールを通してその地域や校区の魅力を発信するデザインマンホール作りをやっていただきたいと考えています。
質問する私
答弁をする上下水道局長
参考
佐賀県ホームページより ポケットモンスターマンホールの設置のご意見
デザインマンホール「アマビエすくすくくん」 ~地域に根差したキャラクターで足元から元気に~
【動画】足元から元気に 特製マンホール 「アマビエすくすくくん」“御利益”キャラのデザイン まちづくり協議会、若楠小に設置
今回の一般質問の動画
日々精進!新年度も活動頑張ります。