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日々精進!4月活動報告③ 石川県加賀市と福井県越前市行政視察報告他

2018/04/26

こんにちは。永渕ふみたかです。皆様、いかがお過ごしでしょうか?今回は、石川県の加賀市と福井県の越前市に議会運営委員会の委員として視察に行ってまいりましたので、ご報告させていただきます。なお、永渕ふみたか通信春号の制作が大幅に遅れておりますが、なんとか次回の議会までには制作し、配布までと考えています。今しばらくお待ちください。

 

 

 

 

 

 

それでは、活動報告を致します。

 

 

活動報告(0416日~0422日)

 

0416日月曜日 視察移動日

 

 

0417日火曜日 石川県加賀市視察

 

 

 

 

 

 

 

0418日水曜日 福井県越前市視察 夜に帰佐し、校区にてまちづくり準備委員会に出席

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

0419日木曜日 シシリアンナちゃんイベント手配 子ども会育成会長会出席

 

 

0420日金曜日 佐賀の芸術関係者との意見交換会 

        子ども会打ち合わせ 高木団地体協打ち合わせ

 

 

 

 

 

 

0421日土曜日 ひでしま敏行後援会出席 消防団高木瀬分団意見交換会参加。

 

 

 

 

 

0422日日曜日 校区子ども会ドッチビー練習日

 

 

 

今週のピックアップは、416日〜18日の期間に議会運営委員会委員として伺った石川県加賀市と福井県越前市の視察報告をさせていただきます。

 

 

石川県加賀市 『議会改革の取り組みについて』

 

石川県加賀市は、日本列島のほぼ中央に位置し、日本海に突き出した能登半島の付け根にあります。面積は、約305k㎡、人口は67,571人、世帯数は29,045世帯の石川県で4番目の人口を維持する、平成30年度の一般会計の当初予算額が、3164,000万円の市です。今回は、加賀市にて、議会改革の取り組みについて視察をおこないました。視察を通して、加賀市議会が、市民各層との交流に積極的なことがわかりました。まずは、市内の小中高の学生との子ども議会の開催、それとは、別で開催している実業高校との意見交換会、また、成人一般女性との女性議会など、加賀市議会は、議会休会時も、積極的に市民交流を図っている姿勢がみられ、大変感心いたしました。また、議会主体で開催されている議会報告会にて、市民からの提案があったゴミのポイ捨てマナーの改善要求に関して、議会内で検討会を設置し、ポイ捨て等防止条例の策定をおこなうなど市民との交流にとどまらず、市民の意見の反映まで考えている点や、またそこに至るまでのプロセスを、視察を通して学ぶことができました。今回、学んだことは今後の佐賀市議会の議会運営に活かすことができそうです。なお、先述した 市民の意見の反映’   まで、加賀市議会が及ぶことができているのは、PPDCAサイクルを議会が制定し、導入をしていることが背景にあることもわかりました。PPDCAサイクルとは、P(プラン計画)P(プロセス経過)D(ドゥ実行)C(チェック検証)A(アクション改善)までをサイクル表を用いて管理運用する試みです。このやり方が浸透していることが加賀市議会の議会運営改革をスムーズなものにしていると視察を通して学ぶことができました。佐賀市議会でもこの考えが導入できるものなのか、各委員と議論を今後深めていこうと思います。なお、質疑において、実業高校は地元就職率が高いので、行政の試みにも学生の関心が高く、議会との意見交換会が有意義で貴重なものとなるとする加賀市議会の見解は、佐賀市議会でも生かすことができると感じ、今後、議会を通しての市民交流をする上で参考にしていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

福井県越前市『議会活性化の取り組みについて』

 

 

福井県越前市は、福井県のほぼ中央に位置し、製造品出荷額等が福井県内第1位の製造業が盛んな「ものづくり都市」として発展してきた市です。今年度、福井県で開催される「福井しあわせ元気国体2018」においては、ソフトボール、フェンシング、ソフトテニス、軟式野球の開催会場になっており、丹南地区の中核都市として、さらなる飛躍が期待されています。また、市内交通網整備に関しては、平成35年に、北陸新幹線の南越駅が設置される予定です。越前市の面積は、約230k㎡、人口は、83,122人。世帯数は、30,279世帯で、平成30年度の一般会計の当初予算額が、3711,600万円となっています。今回は、越前市にて、議会活性化の取り組みについて視察をおこないました。閉会中の所管事務調査の取り組み状況について、市民と議会との語る会の概要と成果について、越前市議会モニター制度の概要と成果についての三項目の取り組みについて、視察研修をおこないましたが、この中で、特に興味深かったのが、越前市議会モニター制度です。議会および、委員会を傍聴していただき、直接市議会に対する要望やご意見をいただく議会モニター制度は、全国でもおこなっている議会は多いのですが、越前市議会の面白いところは、モニターを一般公募だけに頼らず、市民団体(商工団体、農業団体など)に推薦依頼を出し、モニター制度への積極的参加を市民に対して促しているところでした。モニターとして参加した団体の代表者からは、「委員会討議が活発におこなわれていることを知り、議会のことを深く知ることが出来、議会に興味が持てた。」との意見も聞かれたとのことで、越前市の議会モニター制度が一定の効果を発揮していることが、視察を通して伺い知ることができました。確かに、地方議員にとって委員会活動こそ、意見が活発に飛び交う議会活動における主戦場となる傾向が強く、加賀市議会にて参加したモニターがそこを感じ取ってくれたことは大変意義があることのように思えました。また、モニター選考においても忖度がおこらないよう人選を見極め、多岐にご意見をいただける人物の抽出のため、議会が努力している姿勢を、視察を通して知り、このあたりも佐賀市議会において参考にしたいと感じた次第です。佐賀市議会においては、導入の是非からの話し合いとはなりますが、越前市議会の取り組みを参考にし、議会活性化に必要な制度かどうかを慎重に見極め、佐賀市の議会活性化に努めていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

最後は先週の印象に残った写真のご紹介です。

消防団員として、この度、精勤章をいただきました。これからもしっかり、まちの防災のため、消防団員としての活動を続けていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、いよいよゴールデンウィークが近づいてきましたね。皆様はどんなプランをお考えでしょうか(^ ^)

私は、連休に入る前までに取り急ぎ、遅れている通信の制作に取り掛かりたいと思っています。(^^;

 

 

日々精進!来週も活動頑張ります。

 

 

永渕ふみたか

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