こんにちは。永渕ふみたかです。皆様いかがお過ごしでしょうか?
今回のブログでは、7月におこなわれた視察に関してのご報告を致します。
7月17日 文教福祉委員会現地視察
■ 佐賀県手話言語と聞こえの共生社会づくり条例について
佐賀県手話言語と聞こえの共生社会づくり条例についての視察を行いました。佐賀県手話言語と聞こえの共生社会づくり条例の特徴は、ろう者に限らず、難聴者、中途失聴者や加齢性難聴の人など、聴覚に障害のある人全てを対象にしていることです。視察を通して条例制定により全ての県民が「聞こえ」の面で安心して暮らせる環境の整備が進められることとなったことは大変素晴らしいことであると感じました。なお、条例の可決成立後は、佐賀県議会一般質問の冒頭挨拶で議員各位が手話で挨拶を実施されたそうです。今回の条例の制定に至るまでは政策条例検討委員会の場において長い時間をかけて協議がおこなわれています。佐賀市議会においても、今後、調査研究のため、多くの時間が必要となると思われますが、聞こえの共生社会実現のためできることを文教福祉委員会おいて検討を続けていきます。
■ 富士大和温泉病院の施設、体制、現状について
富士大和温泉病院は、平成14年に現在地(富士町)に移転新築されました。山間へき地・離島など民間医療機関の立地が困難な過疎地等における一般医療の提供の役割を担っています。今回は施設の概要をお聞きし、その後、介護及び医療施設の各部署の視察を行い、その後、佐賀県よりの受入要請に応える形で実施された新型コロナウイルス感染症の対応についての説明を受け、質疑のお時間もいただきました。今回の視察を通して職員の皆様が、現場での対応を通して厳しい局面を乗り越え、経験を重ねることで知識と技術を習得していった事実を知ることができました。すべては、市民の命の安全を守るためだったとする病院の姿勢には大変感銘を受けました。現在においても日本各地で感染者数が増加拡大の懸念があります。富士大和温泉病院関係者の皆様が安心して働くことができる環境づくりについては、今後も佐賀市議会文教福祉委員会にて市執行部と共にしっかりと考えていきます。
7月22日 佐賀駅周辺整備調査特別委員会現地視察
■コムボックス(SAGAMADO)、市道三溝線、SAGAサンライズパーク周辺
以上視察報告と致します。
その他の話題として、先日、トンボ池を愛する有志が集まった神野公園トンボ池清掃に行ってきました。トンボ池が好きで集まっている人たちの醸し出す空間は多幸感に満ちていました。作業は大変だったけど充実した時間でした。主催者始め、ここに集った人々が池を守りたいという思いから、池を活かしていきたいという思いに変わってくると、このトンボ池の未来のあり様も変化してくるかもしれません。
佐賀新聞記事参照
神野公園トンボ池、みんなで清掃しませんか 7月23日と8月1日
希少種の生息環境を保全 「トンボ池」の水草除去 佐賀市の神野公園
さて、私は、神野公園再整備問題に関して、まだ結論を見いだすには整理が必要であると思っています。私が思う整理が必要な点は3点です。①佐賀市のトンボ王国さがのここまでの活動とこれからの活動について②神野公園あり方検討会の素案の意味③現在、市民が神野公園に望んでいるものとは何か?です。ひとつずつ問題の扉をノックし、問題解決方法をその場で探り、解決したら次の問題の扉をノックするという慎重な作業を今後も続けていきたいと考えています。
佐賀経済新聞 記事参照
佐賀・「神野公園こども遊園地」昨年入場者が9万人 福岡・長崎からの来園も増加
現代のレトロブームが、レトロな雰囲気を醸し出している神野公園こども遊園地に追い風になっているのかもしれません。他自治体の遊園地についても今後研究してみます。
他自治体の遊園地の参考資料
西武園ゆうえんち、2021年リニューアル。1960年代の町並み・食体験で「あのころの日本」を再現
日々精進!来週も活動頑張ります。